パワーアシストスーツ装着時の皮膚への負荷に関する評価
公開日:2017年2月 6日 15時37分
更新日:2022年12月 2日 14時30分
ロボット介護機器の安全性の評価が進められる中、パワーアシストスーツを装着したときの皮膚への圧迫およびズレによる負荷を計測する研究が発表された。椅子からの立ち上がり、椅子への座り動作において、アシストスーツの大腿部への圧迫力は約10N、アシストスーツと大腿部のズレは約10mmとの計測結果が得られた。今後のさらなる展開により、計測が困難であったズレ力を含めた安全性の向上につながる結果が期待される。
文献
Akiyama Y et al.IEEE Transactions on neural systems and rehabilitation engineering 24, 784-793, 2016
転載元
公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.80 最新研究情報