高齢高血圧患者における降圧薬の減薬:OPTIMISE試験
公開日:2020年10月30日 09時00分
更新日:2024年8月16日 16時36分
こちらの記事は下記より転載しました。
イギリスの診療所で2種類以上の降圧薬が処方されている80歳以上の患者を対象に、降圧薬を1剤減らしても血圧が適正に管理できるか検討するために無作為化比較試験(RCT)が実施され、一次アウトカム(介入12週後の収縮期血圧が150mmHg未満の割合)において対照群(87.7%)に対する減薬群(86.4%)の非劣性が示された(相対危険0.98)。収縮期血圧と拡張期血圧の平均値は減薬群で有意に高かったが、QOLやフレイル、有害事象の発生に有意差はなかった。
文献
Sheppard JP, et al. JAMA. 2020;323:2039-2051
転載元
機関誌「Aging&Health」アンケート
機関誌「Aging&Health」のよりよい誌面作りのため、ご意見・ご感想・ご要望をお聞かせください。
お手数ではございますが、是非ともご協力いただきますようお願いいたします。