3Dプリンティング技術を用いた汗をかくロボットの開発
公開日:2020年4月30日 09時00分
更新日:2024年8月16日 16時43分
こちらの記事は下記より転載しました。
近年、3Dプリンティング技術はいろいろな医療や介護の場面で活用されている。この技術を利用して、温度によって特性が変化するハイドロゲルを積層することで、汗をかくロボットハンドが開発された。発汗は、生物が持つ効率の高い体温調節機能であり、これまでの機械の温度調節では実現が不可能であったエネルギー効率で、この機能を実現している。これにより、ヒトと接する際のロボットの温度を調節したり、発汗に問題のある高齢者や障害者の体温調節支援への活用が期待される。
文献
Mishra AK, et al. Science Robotics. 2020; 5
転載元
機関誌「Aging&Health」アンケート
機関誌「Aging&Health」のよりよい誌面作りのため、ご意見・ご感想・ご要望をお聞かせください。
お手数ではございますが、是非ともご協力いただきますようお願いいたします。