トライポッド杖の安定性にエビデンスが示される
公開日:2018年7月 6日 11時00分
更新日:2024年8月16日 20時37分
こちらの記事は下記より転載しました。
近年普及してきたトライポッド杖(一本杖の先ゴムが多点になっているもの)と、一本杖、四点杖との性能の比較について、エビデンスが示された。16名(男8名、女8名)の健常高齢者による、開眼/閉眼での立位、および左右の足を前後に位置した立位(Rosenberg position)でのバランス測定実験から、四点杖、トライポッド杖、一本杖の順で、立位安定性への寄与が大きいことが示された。介護保険の対象としてトライポッド杖をどのように扱うかという議論に、1つの貴重なデータとなるであろう。
文献
Bateni H,et al. Journal of Prosthetics and Orthotics 2018;30(2)
転載元
機関誌「Aging&Health」アンケート
機関誌「Aging&Health」のよりよい誌面作りのため、ご意見・ご感想・ご要望をお聞かせください。
お手数ではございますが、是非ともご協力いただきますようお願いいたします。