高齢者のオーラルフレイルはのちの負の健康アウトカムの予測因子!
公開日:2018年4月18日 13時37分
更新日:2024年8月16日 20時43分
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東京大学らのグループが、柏スタディー初回調査の参加者を追跡し、オーラルフレイル(OF)の有無とその後のフレイル、サルコペニア、介護認定および死亡発生との関連を調べた。OFは、自歯数、咀嚼力(そしゃくりょく)、舌の巧緻性(こうちせい)、舌圧、主観的な咀嚼および嚥下の困難性の6項目を調べ、うち3項目以上で低下を認めた場合と定義した。OFは初回調査参加者の16%にみられ、のちにフレイル、サルコペニア、介護認定および死亡を発生するリスクは、2.4、2.2、2.3、2.2倍とそれぞれ高かった。OFに関する国内外で初の包括的研究である。
文献
Tanaka T, et al.J Gerontol A Biol Sci Med Sci 2017Nov 17. doi: 10.1093/gerona/glx225.[Epub ahead of print]
転載元
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