血液でアルツハイマー病を診断する
公開日:2018年7月 6日 16時00分
更新日:2024年8月16日 20時34分
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アルツハイマー病の早期診断法の開発は近年めざましい発展を遂げているが、感度が高いと考えられる脳脊髄液検査やPET画像検査では、実用化の面で侵襲性や費用といった課題が残されていた。国立長寿医療研究センターと島津製作所を中心とする研究チームは、少量の血液を生化学的に分析することで、脳のアルツハイマー病変を早い時期に検出可能にする手法を確立した。これにより、アルツハイマー病の根本的な予防・治療法開発の進展に大きく貢献することが期待される。
文献
Nakamura A, et al. Nature 2018;554:249-254
転載元
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