アシストスーツ装着歩行のアシスト力と代謝コストの関係が明らかに
公開日:2018年1月16日 09時16分
更新日:2022年12月 2日 14時15分
ワイヤ駆動のソフトアシストスーツを使った実験で、システムの重さを最小限にとどめた条件で、足関節へのアシスト力と歩行時の代謝コストの関係が検証された。通常歩行における足関節モーメントの10~38%をアシストした結果、代謝コストが線形に減少することが示された。また、38%のアシストでは、アシストなしの歩行に比べて22.83±3.17%の代謝コストの減少がみられた。今後のアシストスーツ開発への朗報である。
文献
Quinlivan BT, et al. Science Robotics 2017;Vol.2.Issue 2
転載元
公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.84