身体的不活動は認知症発症のリスクではない!?
公開日:2019年10月10日 11時37分
更新日:2024年8月16日 17時08分
こちらの記事は下記より転載しました。
北欧を中心とした研究グループが、19の追跡研究のデータを個人レベルで統合して分析し、身体的不活動は10年以内に発症する認知症のリスクであるが、10年以上経過して発症する認知症のリスクではないこと、また、糖尿病や心血管病を発症したものに限定すると、身体的不活動はそれら疾患発症後に起こる認知症のリスクではないとした。追跡期間が短い場合、身体的不活動と認知症発症との間に因果の逆転が生じる。
文献
Kivimäki M, et al. BMJ 2019 ; 365 : l1495
転載元
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