NAD+を高めて健康長寿
公開日:2019年4月15日 10時38分
更新日:2024年8月16日 20時22分
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代謝経路の生化学ほど悩ましいものはない。ACMSDなるある種の脱炭酸酵素、それを阻害すると細胞内でNAD+が増える。そしてミトコンドリアを適度に活性化する。それが健康長寿へつながる。サーチュインの活性化を含めて、もうお決まりの話のようだが、新たな老化制御ポイントとして注目される。ACMSDはマウスでは肝臓と腎臓を中心に働く。まさにそこが肝腎。スイス・ローザンヌの工科大学のヨハン・オーベックスを中心とした研究である。
文献
Katsyuba E, et al. Nature.2018;563:354-359
転載元
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