活性化好中球は休眠中のがん細胞を眠りから覚ます
公開日:2019年1月24日 14時43分
更新日:2024年8月16日 20時23分
こちらの記事は下記より転載しました。
他の臓器へ播種され休眠状態のがん細胞がその眠りから覚める機序は不明である。コールド・スプリング・ハーバー研究所のAlbrenguesらは慢性炎症により形成される好中球のNeutrophil extracellular traps上で細胞外基質のラミニンが切断され、その切断に伴いインテグリンシグナルを介して休眠細胞を増殖させることを明らかにした。今後、がんの再発予防や治療法開発につながる知見である。
文献
Albrengues J,et al.Science.2018;361(6409)
転載元
機関誌「Aging&Health」アンケート
機関誌「Aging&Health」のよりよい誌面作りのため、ご意見・ご感想・ご要望をお聞かせください。
お手数ではございますが、是非ともご協力いただきますようお願いいたします。