高齢糖尿病患者における医原性低血糖の予防介入
公開日:2024年1月30日 09時00分
更新日:2024年8月16日 15時19分
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高齢者糖尿病の過剰治療による医原性低血糖を予防するために、低血糖リスクのある高齢糖尿病患者(65歳以上、インスリン・スルホニル尿素薬使用、HbA1c<7.0%)を対象に臨床的意思決定支援ツールと共同意思決定による介入を実施した。その結果、低血糖リスクは46%減少し、20%で低血糖リスクの高い抗糖尿病薬を減量・中止でき、低血糖の日常生活への悪影響(日常生活機能、情緒的安寧、糖尿病管理、睡眠障害、仕事の生産性など)も減少した。
文献
Koehn DA, et al., J Am Geriatr Soc. 2023; 71(12): 3701-3710
転載元
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