フレイルは術後せん妄の発症と関連
公開日:2024年7月19日 09時00分
更新日:2024年7月19日 09時00分
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手術前のフレイルの状況が術後せん妄の発症と関連するかを検証するために、アメリカの急性期病院の70歳以上の外科患者(505名)を対象に追跡研究を実施した。フレイルを障害蓄積モデルで評価した場合と表現型モデルで評価した場合のどちらにおいても、フレイルがあると術後せん妄が発症しやすかった。手術前に高齢患者のフレイルを評価することは、術後せん妄の発症リスクを抱えている患者の同定に有用であることが示された。
文献
Deiner SG, et al., J Am Geriatr Soc. (in press) doi:10.1111/jgs.18677
筆者
- 石崎 達郎(いしざき たつろう)
- 京都市保健福祉局健康長寿のまち・京都推進室担当部長
転載元