死亡・ADL障害・歩行障害の包括的予後予測ツールの開発
公開日:2022年10月14日 09時00分
更新日:2024年8月16日 15時30分
こちらの記事は下記より転載しました。
カリフォルニア大学のLeeらは、米国のHealth and Retirement Studyのデータ(n=6,646)から16項目(年齢、性別、生活機能、慢性疾患既往等)を抽出し、70歳以上の高齢者を対象に、死亡、歩行障害、ADL障害の発生リスクを、2分以内で正確に予測できる包括的予後予測ツールを開発し、死亡リスクが同程度であっても、歩行障害やADL障害の発生リスクは個人差の大きいことが明らかとなった。個人別の死亡リスク予測値は、高齢者の臨床的・経済的意思決定の際に有用である。
文献
Lee AK, et al., J Am Geriatr Soc. (in press) doi: 10.1111/jgs.17932
転載元
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