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血清アルブミンが低くなるにつれて入院・死亡リスクが高まる

公開日:2022年1月14日 09時00分
更新日:2024年8月16日 15時40分

 米国の地域在住高齢者[約5千名、平均年齢75.5(標準偏差5.12)歳]を対象に、血清アルブミン低値と入院・死亡リスク増加との関連を最長4年間の追跡研究で検討した。血清アルブミン濃度が1g/dL低くなるにつれて、既存疾患や併発する炎症等とは独立して、その後の入院リスク(発生率比1.58、p<0.001)と死亡リスク(ハザード比1.67、p<0.001)は増加した。血清アルブミンの低い高齢者を高リスク集団と捉え、入院・死亡リスク低減のための介入が必要である。

文献

Shannon CM, et al., J Am Geriatr Soc. 2021; 69: 2865-2876

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.100(PDF:6.8MB)(新しいウィンドウが開きます)

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