認知症患者は潜在的不適切処方のリスクが高い
公開日:2021年1月29日 09時00分
更新日:2024年8月16日 16時10分
こちらの記事は下記より転載しました。
併存疾患を抱えている認知症患者の治療は複雑であり、潜在的不適切処方(PIP)を招きやすい。イギリスの高齢認知症患者(11,175人)の73%でPIPが把握され、非認知症患者よりPIPリスクが高かった。併存疾患数が多くなるにつれてPIP発生は多く、PIPリスクの高い併存疾患は、冠血管疾患、重度の精神疾患、うつ病であった。PIPは総死亡、皮膚潰瘍、転倒、貧血、骨粗鬆症などの有害事象発生と関連していた。
文献
Delgado J, et al., Age Ageing. 2020;afaa147(in press)
転載元
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