アテンプト研究事業(終了)
高リスクを有する高血圧患者における各種バイオマーカーと心血管イベント発症とに対するアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)の効果 (多施設共同研究・比較試験)
ATTEMPT試験
(この研究名は標記の英文によるものから、英単語の文字を抽出し「ATTEMPT(アテンプト)」と表現しやすい呼称としています。)
事業概要
高リスクを有する日本人高血圧患者において、アンジオテンシンⅡタイプ1受容体拮抗薬(ARB)の効果(ARB群)と通常治療時の効果(非ARB群)を無作為化2群比較オープン試験(PROBE法)にて比較検証。財団指定研究として民間企業から寄附を募り熊本大学大学院医学薬学研究部循環器病態学 小川久雄 教授を研究代表者として平成21年度から27年度まで、次の研究組織のもと実施しました。
ATTEMPT研究組織
(1)研究代表者
小川 久雄(熊本大学大学院 生命科学研究部 循環器内科学 教授)
役割
ATTEMPT試験を統括する
(2)運営委員会
役割
- 各実施医療機関との連絡等、本試験全般の円滑な運営のための活動
- 試験実施計画書の作成および改定の最終決定
- 症例報告書、同意説明文書の作成および改定の最終決定
- 症例取り扱いの決定
(3)イベント評価委員会
役割
本試験で別に定めるイベント判定基準に基づき、エンドポイントとされるイベントの評価、最終診断を行う
(4)安全性評価委員会
役割
- 本試験で発現した有害事象の評価を行う
- 本試験の安全性に影響を与える有害事象の発現や情報が得られた場合は、協議して運営委員会に勧告を行う
- 本委員会は独立データモニタリング委員会を兼務する
(5)統計解析責任者
松井 邦彦(熊本大学医学部附属病院 地域医療支援センター センター長)
役割
統計専門家として、本試験の統計解析に関して責任をもち、データの解析にあたる
(6)データセンター
循環器臨床研究先端医療寄附講座
寺﨑 賀子
岡本 真美
坂口 香織
原田 香織
上野 信恵
金森 奏
岡 尚子
松尾 奈美
(7)試験事務局
研究報告書