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認知症の約4割を予防できる可能性

 

公開月:2022年11月

 アルツハイマー病をはじめとする認知症の発症にはさまざまな因子が関与している。米国における解析では、認知症のうち約4割の発症はライフスタイルに関わる要因に起因すると報告された。このような要因のうちリスクの上位を占めるのは、肥満、高血圧、運動不足、次いで糖尿病であった。これらの結果は、生活習慣への介入により認知症の有病率を下げることができる可能性を示している。また一般に有色人種は予防可能な認知症のリスクが高いこともわかり、健康に公平な影響を与える社会の仕組みづくりの重要性が浮き彫りとなった。

文献

Lee M, et al., JAMA Netw Open. 2022; 5: e2219672; Nianogo RA, et al., JAMA Neurol. 2022; 79: 584-591


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