オランダ発 ICFのコンセプト見直しに向けた提案
公開日:2017年10月19日 18時00分
更新日:2022年12月 2日 14時19分
世界保健機関(WHO)が2001年に発行した国際生活機能分類(ICF)のコンセプト見直しに向けた提案がオランダから論文として発表された。ここでは文献レビューと専門家の議論に基づき、Biopsychosocial の視点から健康を捉え直し、改めて「参加」の重要性が強調された。また、近年の健康を取り巻く状況の変化を受けて、慢性疾患の問題から個人因子を見直す点と環境因子の影響を広く捉える提案も含まれている。今後の世界規模での議論の展開が注目される。
文献
Heerkens YF, et al. Disability and Rehabilitation 2017 : 1-9
転載元
公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.83