健康長寿ネット

健康長寿ネットは高齢期を前向きに生活するための情報を提供し、健康長寿社会の発展を目的に作られた公益財団法人長寿科学振興財団が運営しているウェブサイトです。

アジアの地域集団でのフレイル有病率は11%

公開日:2021年1月29日 09時00分
更新日:2022年12月 2日 11時31分

 地域住民(50歳以上)を対象とした疫学研究の系統的レビューとメタ分析からフレイル有病率を推計した(62の国・地域から240研究、n=1,755,497)。表現型モデルではフレイルは12%、プレフレイル46%、障害蓄積モデルではフレイル24%、プレフレイル49%であった。国別(表現型モデルによるフレイル)では、最高はアフリカ(22%)、最低がヨーロッパ(8%)で、アジアは11%であった。調査対象者の抽出方法の標準化が必要である。

文献

O'Caoimh R, et al., Age Ageing. 2020;afaa219(in press)

転載元

公益財団法人長寿科学振興財団発行 機関誌 Aging&Health No.96(PDF:5.6MB)(新しいウィンドウが開きます)

無料メールマガジン配信について

 健康長寿ネットの更新情報や、長寿科学研究成果ニュース、財団からのメッセージなど日々に役立つ健康情報をメールでお届けいたします。

 メールマガジンの配信をご希望の方は登録ページをご覧ください。

無料メールマガジン配信登録

寄附について

 当財団は、「長生きを喜べる長寿社会実現」のため、調査研究の実施・研究の助長奨励・研究成果の普及を行っており、これらの活動は皆様からのご寄附により成り立っています。

 温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

ご寄附のお願い(新しいウインドウが開きます)

このページについてご意見をお聞かせください(今後の参考にさせていただきます。)